THE LONG KISS GOODNIGHT (1996 米)


 

(邦題:ロング キス グッドナイト)







こちらは姉から勧められたいくつかのうちの一本です。

何度かTV放送もしたそうですが、全く知らない映画でした。

監督のレニー・ハーリンという方の映画で観たことがあるのは

「クリフ・ハンガー」ですが、OPから雪山の崖に落ちる?みたいな

すごいショッキングな映画だったなあ…と、うろ覚えの印象。

本題に戻ります。大筋を言うと

主人公のサマンサ(ジーナ・デイビス)は、フツーの主婦なのですが

何か重い過去を背負っており、その記憶を思い出せない。

その記憶をサミュエル・ジャクソン扮する

ちょっとおまぬけ探偵ミッチと探っていく中で、

悪の組織と対決するという痛快アクション映画でした。


記事を描く前に色々レビューを参考にしたりしました。

概ね好評ではありましたが、時々批判的なご意見も。

ありがちだ、とか、「ボーン」シリーズ(自分は未視聴)の女版?、だとか。

しかし、やはり水戸黄門を観たら、

「この紋どころが目に入らぬかあ〜〜っっ」って言って欲しいです。

やはり機動戦士ガンダムを観たら、

ホワイトベースを出るときに「行きまーす!!」って言って欲しいです。

ちょっと例えが違うかもしれませんが(笑)。

敵がありえないほどしぶとかろうが、ベタな展開だろうが、

やはり安心して、かつ、クリスマスシーズン、わくわくして観られる

エンターテインメント映画があっても良いのではないでしょうか。

ミルク飲み人形など小道具の使い方も面白かったですし、

アクションや爆発などのスケールも大きい感じで

アメリカ人の大盤振る舞いは半端ないな!!と思わせられます。


見どころはやはり、サマンサが「チャーリー」に変身するシーン。

ちょっと野暮ったい主婦が、カッコいい女アサシンに、鮮やかに生まれ変わります。

まったく同一人物なジーナ・デイビスのキャラが豹変し

パワフルなアクションを繰り広げる様に、女優魂を感じました。

恥ずかしながらこの方を、この映画で初めて知ったのですが…。

観てみたいと思っている「テルマ&ルイーズ」(1991)にも出ているそうなので

いずれレンタル屋さんで借りて来たいと思います。









前の映画へ



次の映画へ



キネマ喫茶倶楽部へ戻る