VOLVER (2006 西)


 

(邦題:ボルベール《帰郷》)







まず。

ペネロペ・クルスの美貌と谷間を見られるだけでも

一見の価値あり!!!


ペドロ・アルモドバル監督の

「オール・アバウト・マイ・マザー」を

大分昔に観て面白かったので(内容うろ覚えですが)

観てみたかった作品です。


スペインはラ・マンチャ(アントニオ・ロペスの故郷付近か)が舞台

マドリッドも出てきます。

最初から引き込まれる、スペイン独特の風習、喋り方、音楽、色彩…

全てが叙情的で、異国なのにどことなく懐かしい。

それがタイトルにも言い表されてるのかもしれません。


ストーリーは非日常的、登場人物ほとんどが自分勝手(笑)

それがさも日常のように描かれているので、

観ている側としてはあり得ない!!と思いながらも

嘘がいつばれるのか??というハラハラ感で目が離せません。

私は途中から、先が読めてしまいました、布石がいっぱいあるので。

それでも謎解きをしながら楽しめる内容だったと思います。

これが、スペインが舞台でなければ趣は全く変わっていただろうし

スペインでなければ作れない映画、と言っても過言ではない…のでは。


先に述べましたが、ペネロペが本当に綺麗。

目はメイクのせいもあるけど縦長だし、スタイル抜群、歌唱力まで。

天は二物を、それ以上を与えたもうた。

エキゾチックで情熱的で妖艶。

そりゃあ、トム・クルーズもいちころになりますわ(古いネタ)。

イラストは華麗なるライムンダ(ペネロペ)のイメージですが

絶妙な顔のバランスがとても難しく似ませんでした…(泣)

紙一枚ボツにしました…(泣)

ライムンダの娘を演じるヨアナ・コボも

ぴちぴちの魅力を発揮しています。

だんだん口調がおっさん化してきましたのでこの辺で…。


最後にひとつだけ。

この映画のシンボルともなっているお花のアートワークが

カラフルで魅惑的、創作意欲をも刺激してくれます。










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