Warm Bodies (2013 米)


 

(邦題:ウォーム ボディーズ)







とてもハイセンスなお嬢さんに勧められて知った一本です。

レンタル屋さんを梯子して借りてきました!!

公開時、結構話題になった作品らしいのに

全く知りませんでした、お恥ずかしい限りです。


さて、この作品はゾンビ映画だということです。

自らすすんで、余り観ないジャンルです。

残酷なグロ描写はそんなに得意でないので…

(全く観られないわけではありません。)

でも、これは、ジャケット等のデザインも可愛いし、

ただのゾンビ映画でないことは、なんとなくすぐに分かります。


主演の”R”を演じている、ニコラス・ホルト。

この美形なお顔立ちがあってこそこの作品が成り立ちます。

ゾンビなんだけれど、綺麗でうっとり。

トム・フォードのモデルを務めた経験ありというのも納得です。

ちょっと尖った口元が凄くキュートです。

そしてヒロインのジュリーに、テレーサ・パーマー。

健康的な身体と抜群の運動神経。見事なブロンド。そして顔立ちは、

ボッティチェルリのヴィーナスを彷彿とさせるような

くっきりぱっちりだけどちょっと眠そうな瞼、肉感的な唇。

大変に魅力的です。


あっ、「マルコヴィッチの穴」のジョン・マルコヴィッチも出てる!!


音楽も軽快で、メイクアップシーンのプリティ・ウーマンや

レコードとipodの対比など、小ネタも効いています。


個人的に好きなシーンは、飛行機のおうちの中で

Rとジュリ―が遊んでいるところが可愛い。

このシーンだけで、「もう付き合っちゃえ!!(笑)」と思えます。


Rの変化の描き方、ニコラス君の抑えた演技、アクションシーンなども見応えがあります。


肝心の(?)グロいシーンはというと、、無くはないです。

脳を食すという、残酷で切ない設定は不可欠なので我慢です。


もうひとつの見応えは仲間のゾンビ。

ゾンビが皆で力を合わせる微笑ましさ。


ストーリーは大変わかりやすく、時間もコンパクト、スカッと観られ、

主人公とヒロインに心酔できる作品でありました。

これぞアメリカ映画、ザッツ・エンターテインメント!!


目の保養という意味でも(ゾンビ映画なのに)

素敵な映画でございました。

お勧めしていただき、感謝です!!









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