American Graffiti (1973 米)


 

(邦題:アメリカン・グラフィティ)







終始オールディーズが流れる映画。

この情報からずっと観たいと思っていた作品です。

しかもジョージ・ルーカスの、監督2作目の作品だそうです。

STAR WARS ちゃんと観たことないけど…。

とある大手レンタルショップで借りようとしたら、

ブルーレイ版しかなく、

最寄りのショップに行ったらDVD版があったので借りてきました。

余談ですが、レンタル屋さんに置いてある映画作品、

もう少し古い映画やヨーロッパもの、勉強したいので

充実させてくれないかなあと思います。


本題に戻ります。映画的にはそれほど大きな事件があるわけでもなく

進んでいきます。でも、そこに居る登場人物たちにとっては

エピソードの一つ一つが一生を分かつ一大事。

高校生活最後の一夜の、まさに青春群像がそこに描かれています。

ジョージ監督が一番こだわりたかったのが

車の描写だそうで、カッコいい車がいっぱい出てきます。

(詳しくないのですみません)

アメ車好きの人にはたまらないと思います。

あの豪華な車は全部借り物で、オーナーは冷や冷やしながら撮影に立ち会ったそうです。

ドライバーの中には若き日のハリソン・フォードも出ています。

個人的な極めつけはラジオDJウルフマン・ジャックによるオールディーズの演出。

本当にワクワクしますし、おしゃれです。

メインで出てくる4人の男の子たちが、いい意味でかっこ悪い(笑)!

思い出したら恥ずかしくなるような、それが青春。

それがまた良いのよね、と思わせられる作品でした。

そして最後はちょっと切なくなる…。

ボーナス映像で裏話がありましたが、

敢えてNGシーンを起用することで、ドキュメンタリー的要素(フィクションですが)

が強くなってリアリティが増していたのですね。

エンドレスで流してボーっとみているだけでも満足な作品だと思いました。

一枚絵で描くならこの二人。ガマちゃん(テリー)とデビーちゃん。ファッショナブル!!

鉛筆で強く描き込み過ぎて紙がしわしわになり

お見苦しくてすみません。









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