MIDNIGHT COWBOY (1969 米)


 

(邦題:真夜中のカーボーイ)









タイトルからすると、

カウボーイ役のジョン・ヴォイトが主演かと思うけれど

ダブル主演なのですね。ダスティン・ホフマン扮するラッツォの、

演技が凄過ぎて、スケッチはかなりラッツォ贔屓目になっております。

だって本当に、病気なんじゃないかと思ってしまいます。

凄い方だったんですね…、「卒業」「クレイマー、クレイマー」

大分昔に観たはずなのに、若かったせいか理解できなかったり

あまり覚えていないので、また見てみようかな…

ジョン・ヴォイトも、テキサスの田舎町からNYに出てきたカウボーイ、

ちょっとダサくて世間知らずな感じも、長身で甘いマスクも良かったです。

この方、アンジェリーナ・ジョリーのお父様だったんですね!

なるほど面影があります。

映画は面白かったですが描写はきついので、大人しか見ちゃだめですね…。

この時代はきっとドラッグが蔓延していて、この映画もトリップ…。

TVザッピングのシーンに、日本の作品が出てきたのは嬉しい限りです。

「ゴジラだ〜!」と咄嗟に思った阿呆な私、

良く考えたら「ウルトラマンだった…曲…」



曲、音楽がとにかく良いです。

Everybody's Talkin はもちろん、挿入歌のアイスの歌みたいな曲

可愛かったです。



ラッツォとジョーの友情が深まっていく様子は、素敵でした。

階段で、抱き合うシーン、一番印象に残っています。

結末は…アメリカン・ニューシネマということで。









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