easy rider (1969 米)
冒頭でなぜこれを持ってきたかというと。
私の勉強、認識不足でこれほど衝撃を受けたのは久々だったので。
おなじみのテーマ「born to be wild〜♪」が流れうきうきして始まる、
男二人の汗臭い、だけど人情味あふれる痛快アクションコメディ(笑)がはじまるぞ〜!!
と、何も知らない阿呆な私は(前情報は歌とジャケットと奥田民生氏のみ)
その後映し出され描かれる60年代アメリカ社会の悲哀
また自由と引き換えに失うものをまざまざと見せつけられるのでした。
「アメリカン・ニューシネマ」というジャンルがあると知り、
もっと色々観てみたいかも…と思わせられた、私にとって最初の記念すべき作品です。
ハーレーに乗る彼らのスタイルはまさにアメリカのイメージそのものという感じ
そしてヒッピーの人たちのファッションも必見でした。
カメラワークにも独特の間合いがあり、
またラリっちゃうシーンの演出には、こちらも気が遠くなりました。
気が遠くなっていく中で、迎えたラストには、
思わずええっ??と声を上げそうになりました。
ピーター・フォンダは間違いなくかっこいいけど
デニス・ホッパーの扱いが個人的に気の毒でございました。
ジャック・ニコルソンも…。
ロードムービーは大好きなので、また他の作品もいずれ話題にしたいと思います。
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