駆け足でごめんなさい




今回の記事は念願の「ミュシャ展」と「会田誠展」のフルコース豪遊



美術館大好きな姉とはこれまでも色々見に行っていますが、「フェルメールよりヤン・ステーンが好き」、「鴨居玲の絵がお気に入り」、など
身内ながら、なかなかツワモノの主婦でございます。そんな姉ですが、ミュシャはともかくとして、問題作も多く展示内容に賛否のある会田誠展、
誘ったらどうかしら…。と思ったら、「おにぎり仮面が見た〜い!」と(笑)。心配なかったです。








日比谷線六本木駅下車。
早速ミュシャがお出迎え。
花粉症の姉。




駅構内に入ると、
ミュシャと会田誠があちこちに。
地方にはない光景です(笑)。








東京、なかなか訪れることが出来ないので、今回はミュシャと会田誠を一気に見るという過密スケジュール。朝も早かったので眠い…。




美術館までは迷わず行けました。
壁やら天井が誘導してくれたので。

あぜ道!愛ちゃん盆栽!!




開館前に行ったのに、館内には
もう当日券購入の列が出来ていました。

混雑が予想される展示を見に行く際は
コンビニで売ってる前売り買うのが
絶対におすすめです。

まずはミュシャ展へ。
写真を撮れるのはここまでです。








恥ずかしい。ミュシャの絵好き!とか言いながら何もわかってなかったです。絵のルーツが故郷のスラヴ愛であるとか。
驚いたのは絵のサイズ。教科書や図録だとサイズ感が無かったので、あんなに大きいと思いませんでした。
サラ・ベルナールの「ジスモンダ」「メディア」などのポスターは特に…。
そして、まさかあの都市伝説でおなじみの団体に所属していたとは!!
本当に勉強になりましたし、創作意欲を刺激され未熟ながらも高い目標で頑張ろうと思いました。
作品数は結構多かったです。本当はもっとじっくり観るべきです…。






ランチは展望レストランで。
こんな贅沢地元じゃ出来ない〜。

メインのパスタも美味しかったし
前菜とドルチェの絵になること
この上なし。

夜とか眺め凄いんだろうなあ…。









午後は会田誠展へ!大きな赤提灯「ハート」が更にテンションを加速させます。クロークあった…ミュシャ展でも荷物預ければ良かった。
「あぜ道」の展示が作品保護のため終了とのこと。ショック…でも美術手帖の表紙を飾った「切腹女子高生」など生で見られてもう…。
姉の一押しは「ヴィトン」。今年もヴィトンが豊作じゃあ〜!!!
個人的にポスターの作品などは、画伯の天才さを如実に表していると思います。あの作品を(誌面でですが)観た時は衝撃を受けたものです。

戦争画リターンズ、哲学の部屋を経て、おにぎり仮面の「考えない人」の部屋へ。なんと「考えない人」写真撮影可能なのです。




すぐ横のモニターでは
「おにぎり仮面の小さすぎる旅」

思えばこれが時間の感覚が
おかしくなった序章でした…。
見入ってしまいました。
入り込んでしまったのです。








この後の新宿城のあるブースで完全に時間がおかしくなりました(笑)!GEISAI(懐)やデザインフェスタみたいな雰囲気で、映像満載、
あの「自殺未遂マシーン」もあったし。はっと気付いたらそこでかなりの時間を費やしてしまいました。まだ禁断の部屋に行ってもいないのに。
そんなわけでその後はやや小走りにならざるを得なかったのです。ああ、もっと満喫したかったよー。禁断の部屋も、見応えがありました。
自分的に画伯の技巧を味わい学ぶのはここからが本題だった、と思います。小走りながらも生の筆触は目を皿にして凝視させていただきました。
制作中でこのクオリティって…求めるものの崇高さに脱帽でございます。こちらの作品数も本当に充実してました。

ミュシャと会田誠、両企画展とも、できれば何度でも行って鑑賞したいくらいの密度でした。



駆け足でごめんなさい。凡人でごめんなさい。本当にごめんなさい。
………



が、、、がんばるぞー!!



というわけで興奮気味の今回の記事でした。図録も素敵でした。楽しかったです〜。


ミュシャ財団秘蔵 ミュシャ展 パリの夢 モラヴィアの祈り/2013.3.9.(sat)〜2013.5.19.(sun)/森アーツセンターギャラリー

会田誠展 天才でごめんなさい/2012.11.17.(sat)〜2013.3.31.(sun)/森美術館




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