裸婦像制作過程4
モデルさんを前にした裸婦画制作記録掲載も四回目です。
今年はクロッキー、B3鉛筆画、F15の油彩画です。
巧く描けないのは描いてないからです。
B3鉛筆画(6時間)
![]() | 大きな画面久し振りで… 前から描くの久し振りで… プロポーションが上手くいかない。 焦りながらも ひたすら全体を描きました。 全部云い訳です!! |
![]() | やはりプロポーションが おかしいので かたちの修正に かなりの時間を割かれました。 日頃、ちゃんとデッサンしてないと 本当に駄目です。 それが実感できただけでも 人体の奥深さに 気づくことができただけでも 収穫であった、そう思おう…。 |
F15油彩画(9時間)
![]() | 大好きな立ちポーズ、後方。 まずはあたりを付けていきます。 腰のひねりの感じ、肩甲骨 腕と胴の距離感 などを意識しながら 描き進めました。 |
![]() | 少しずつ色を足して行きました。 今回、ほとんど逆光の位置で 陰りのある肌色を 表現するのが 至難の業でした。 |
![]() | とにかく今回は 人体を理解する。原点回帰。 というのが自分のテーマ。 プロポーション ヴォリューム マッス を少しでも理解しよう!! と描いていたら、 うっかり、バーミリオン(朱色)を 使いすぎました。 改めてバランス感覚の 欠如を思い知らされました。 |
毎年、描いてないから駄目と云い訳しているので(すでに冒頭でしています)見苦しい云い訳はやめよう!!
とにかくこういう機会に得た教訓を忘れないようにしよう!!
これも毎年言っています…(笑)。
芸術と対極にあるような、生きていくためのお仕事。描きたいイラスト。身の回りのこと。家族や友人との時間。
全部大切で。欲張りで、それを捨ててまで芸術に身をささげられないのですね、、、。
でも描くのは大好きなので!!!描かなきゃ何も始まりませんし!!!
これからも、自分が、こうして描けるという恵まれた環境にいるということに感謝の気持ちを忘れずに